ダーリンの銘茶園キャッスルトンからセカンドフラッシュを入荷しました。
インドの紅茶鑑定士サンジェ・カプール(Sanjay Kapur)氏より
分けていただいた55kg限定のロットです。
是非、王道のダージリンをお楽しみください。
ダージリン キャッスルトン茶園2021セカンドフラッシュ
DARJEELING CASTLETON DJ130 FTGFOP1 CHINA SPECIAL
水色:明るい琥珀色
香り:はじめにマスカット香、フィニッシュにジャスミンの香り
味: 柔らかな渋みとフルーティーな優しい甘み。ハーブのような清涼感。
飲み飽きしない香りと味わいの絶妙なバランス。
淹れ方(ティーカップ二杯分300ml)
茶葉の量 ティースプーン山盛り1杯(約3g)
お湯の温度 熱湯
抽出時間 3-4分
【サンジェ・カプール(Sanjay Kapur)氏の鑑定書】
ダージリン キャッスルトン茶園セカンドフラッシュ(DJ 130)テイスティングノート
DJ 130は、香りがピークまで醸成され、と同時にタンニンの渋みが和らぐ最適な時点まで発酵時間を注意深く長引かせて慎重に酸化されています。
このお茶のタンニンの渋みは非常に柔らかいです。このことが製造段階で通常より適度に長く酸化発酵した後にのみ渋みが柔らかくなる最適な酸化発酵を実現すべく特別な注意が払われたことを物語っています。まさに甘いマスカットの香りがここに現れるのです。 柔捻工程後に酸化を止める最適なタイミングは、タンニンの渋みが柔らかい風味となり、香りが醸成されて立ち上がってくる時です。3時間の酸化発酵を止める最適なタイミングは、手のひらで湿った茶葉を包み込む人の感覚によるチェックによって判断されます。製茶士は、彼の手のひらで発酵した茶葉をすくい上げ、鼻に近付けます。そして、この時点で、酸化発酵を止めるための茶葉の乾燥工程(ステージ4)に入るという職人技の決定がなされるわけです。
薫りがピークに達し、渋みが落ちて甘い香りに変化したとみられたとき、酸化発酵を終了します。セカンドフラッシュを作る夏の期間、 製茶士は酸化発酵にほぼ3時間半から4時間の時間をかけます。その後、茶葉を熱風で乾燥するよう指示します。 この時こそ、この銘園の工場によってヴィンテージのロットが生み出される芸術的瞬間です。これは、発酵した麹米を手のひらですくって甘みを判断する日本酒作りの杜氏の技と全く同様です。
キャッスルトンのこのDJ 130は新しく導入したハイブリッド種の茶樹からのお茶ではありません。この茶園がいまだに広域で栽培しているいわゆる中国種の茶木から作られました。この茶園の中国種は若返って、100年以上経った今でも元気です。このキャッスルトンの古い茶樹の味わいはユニークで他では味わえないものです。
言うまでもなく、キャッスルトンはダージリンのトップ5の茶園の1つです。東京銀座のお店では、この茶園の紅茶がたくさん売られていますよね。
ダージリンの典型的なセカンドフラッシュ(夏茶)は、シンプルな甘いマスカット香のみです。したがってこのロットDJ 130キャッスルトンはシングルシームセカンドフラッシュとは異なります。このDJ 130は、代表的なマスカットの風味に加え、予想にもしなかったエレガントなジャスミンの香を兼ね備えているのです。
まさにゴージャス!
サンジェ カプール 最高位紅茶鑑定士(Aap Ki Pasand社)
原材料 | 紅茶 |
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内容量 | 30g |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避けて保存してください |
原産国 | インド |